`90年式のGMC Suburban V1500にお乗りのN様ご家族です。
N氏はこのサバーバンに乗って3年になります、とても気合の入った方でアメリカに旅行に行った際にあの大きくて重たいラジエーターやエバポレーターを手荷物でもって帰ってきました。以前別のお客様は,もっと重量のあり、かさばる12インチリフトアップ用のリーフスプリングをハワイから手荷物でもって帰ってきました。皆様気合の入り方が違いますね。

IrvineでのTruck Jumboreeにてとらえた一台です。エルカミーノは1959年から63年まではImparaのボディーを使用し64年よりChevelle、Malibuのボディーで生産されました。写真の（116インチホイールベース、68年より72年まで生産）スタイルのボディーよりGMCでもSprintとして販売が開始されCaballero、Amarillo、Diabroと兄弟車も登場。エンジンのバリエーションは230,250の6気筒及び307,327,そしてもっとも強力な396 V8から選択でき71年、72年はビッグブロックの454 V8もバリエーションに加わりました。

近日入庫予定の1984年型のChevy El Caminoです。オリジナルのオーナーはテキサスに住む叔父さんでテキサス州のライセンスプレートがまだ付いております。リアテールゲートには,グレードであるConquistaのデカールが貼ってあります。

アメリカのオジサンは皆ホットロッド大好きです。ベース車の1933年型Ford V8 3Window Coupeは112インチのホイールベースでV8エンジンを搭載したベストセラーモデルでありホットロッドのベースとして今でも人気があります。このV8Fordの祖先であるT型Ford(1908～1927年）はヘンリーフォードの頭脳から生まれた20世紀最大の工業製品といわれています。フォードはそれまで金持ちの贅沢品だった自動車を誰でも買える生活必需品としました。1913年にハイランドパークに新工場を建設し1500万7033台というそれまでに生産された全てのアメリカ車の台数を上回る数のT型Fordを生産。宿敵であるGMのシボレーは1927年に静粛なOHV6気筒を登場させて年間100万台を販売、ついにフォードを全米ナンバーワンの地位から追い落とす事に成功。しかしながらフォードは1932年に大衆車には空前のV8エンジンを搭載したモデルを発売、GMに一矢を報きました。アメ車といえばV8エンジンという神話を創った一台です。

昨晩は横浜に遊びに行ってきました。普段土曜日の晩にはあまりみなとみらい付近は行かないのですが昨日はたくさんのアメ車（ローライダー、Ｈ２とかEscaladeなどなど）が遊びに来ていました。たまには夜何台かでつるんで走るのも楽しいものです。　皆様遅くまでお疲れさまでした。